日本株の決算内容を見ていきます。その② サイボウズ・オリンパス編
それでは日本株の決算内容の続きを見ていきたいと思います。
③サイボウズ
サイボウズは増収増益で着地となりました。
特に利益は前年比で30%増とかなり良い結果でした。
ただ、サイボウズの場合は月次業績を発表しているので、今期の着地については既に織り込まれております。
サイボウズで注目したかったのは、来期の業績予想です。
来期の業績予想は増配をしつつも、増収大幅減益の発表となりました。
大幅減益の理由として将来のための先行投資を実施するということみたいです。
売上は今期並みの成長にも関わらず、利益が50%減ということは、20億近く投資するということでしょうか。
個人的には先行投資は将来の利益を確保するために良いことだと思いますが、PTS的には売られて4%近く下がっています。
私も短期的な売買予定でサイボウズを購入しましたが、これだと少し長期的に持っておく必要がありそうですね。
④オリンパス
オリンパスは前年比で減収減益の結果となりましたが、一方で連結業績予想の上方修正も発表されました。
内視鏡の分野が予想よりも良かったようですが、当期利益が赤字予想からの一転して黒字化したこの上方修正は株価にとってはサプライズだったのではないでしょうか。
PTS的にもきちんと反応していて、4%以上の上昇となっています。
私はオリンパスは短期的なボックス相場のつもりで購入したので長期保有を考えていませんので、今回を決算後の株価によっては売却しようかなと思っています。
金曜日の決算発表銘柄は以上になります。
15日月曜日は金曜日に発表予定であったピクセルカンパニーズの決算発表がある予定なので、楽しみにしていたいと思います。
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